日本ではサプリメントは栄養補助食品とされています。そのため、医薬品と違い効能をうたう事はできませんが、サプリメント先進国アメリカでは栄養補助食品教育法により食品の効果、効能が表現できるようになっています。これによりサプリメントは単なる栄養補助ではなく、食生活の改善や予防医学、さらに生活習慣病への対応などに使われるようになっています。
ヒトの体は約60兆個の細胞で構成されており、これらの細胞は約50種類の栄養素を必要とし、食品では1日約30品目の摂取が不可欠です。これらの栄養素は連携して動いており、一つでも欠乏すると体調に変化をおよぼし病気にかかりやすくなります。またビタミンやミネラルなどの微量栄養素は細胞レベルで作用しており、このバランスが損なわれると細胞レベルでの障害を生じ疾患へと移行していきます。
最近、医薬品の広告より健康食品の広告をよく見かけるようになりました。これは現代社会において医薬品だけでは対応しきれない状況にあるからです。 |